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台東区の不動産相場

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台東区の不動産相場|2026年最新

2026年8月時点の最新データをベースに、台東区の不動産相場を「購入・売却・投資」の3つの視点から詳しく整理します。


まず結論

2026年の台東区は、23区の中でも不動産価格の上昇がかなり強いエリアです。

特に地価については、2026年の公示地価で、

· 住宅地:前年比+14.2% 

· 商業地:前年比+19.1% 

となっており、商業地については23区で上昇率トップでした。東京都全体でも住宅地+9.0%、商業地+13.8%なので、台東区の上昇はかなり強いと言えます。

中古マンションについても上昇傾向が続いており、2026年7月時点のある市場データでは、70㎡換算の平均売出価格が9,279万円、坪単価438.2万円となっています。前年比は+18.76%です。

一方、実際の成約データを見ると、2025年の台東区中古マンションは中央値5,100万円、平均5,742万円、㎡単価110.9万円というデータもあります。つまり、「売出価格」と「実際の成約価格」にはかなり差がある点には注意が必要です。


1.台東区全体の中古マンション相場

台東区はマンション市場が非常に中心的なエリアです。

2026年1~3月の中古マンション取引データでは、

間取り

平均価格

1K

2,746万円

1LDK

5,214万円

2LDK

8,560万円

3LDK

1億1,183万円

4LDK

7,100万円

全体

6,007万円

となっています。

ただし、これは単純平均なので、タワーマンションや築浅・駅近物件が含まれると数字が大きく上がります。

実際の購入予算を考える場合には、面積・築年数・駅距離・エリアを分けて考えることが重要です。


2.㎡単価で見る台東区

2026年の取引データでは、築年数によってかなり差があります。

築年数

㎡単価の目安

1年以下

161万円/㎡

10年

130万円/㎡

20年

126万円/㎡

30年以上

82万円/㎡

というデータがあります。

例えば単純計算すると、

50㎡の場合

· 築浅:8,000万円前後

· 10年:6,500万円前後

· 20年:6,300万円前後

· 30年以上:4,100万円前後

が一つの目安になります。

もちろん、これは区全体の平均値なので、上野・浅草・蔵前などの人気エリアではさらに高くなるケースがあります。


3.エリアによる価格差が大きい

台東区は「台東区」という一括りで考えるより、駅・街ごとに見る方が正確です。

2026年の中古マンション取引データでは、エリア別の坪単価は例えば以下のようになっています。

エリア

2026年平均坪単価

池之端

405万円/坪

浅草橋

307万円/坪

上野

312万円/坪

入谷

283万円/坪

浅草

281万円/坪

北上野

268万円/坪

雷門

265万円/坪

上野桜木

252万円/坪

今戸

228万円/坪

ただし、取引件数や物件の築年数・面積などが異なるため、この坪単価だけでエリアの優劣を判断することはできません。


4.上野エリア


台東区の中でも特に交通利便性が高いのが上野・御徒町エリアです。

JR上野駅を中心に、

· JR山手線

· JR京浜東北線

· JR上野東京ライン

· 東京メトロ銀座線

· 東京メトロ日比谷線

· 京成本線

などが利用できます。

そのため、

「都心へのアクセスを重視する購入層」

からの需要が強いです。

また、上野駅周辺は商業地としての価値も高く、2026年の公示地価では東上野2丁目の地点で**470万円/㎡、前年比+14.36%**となっています。


5.御徒町・台東エリア

御徒町から浅草橋方面にかけては、近年かなり注目度が高いエリアです。

特に、

· 御徒町

· 仲御徒町

· 新御徒町

· 上野広小路

· 上野御徒町

などを使える物件は交通利便性が高くなります。

実際、台東区「台東」の中古マンションについては、2026年7月時点の平均売出価格が70㎡換算で約1億1,134万円、坪単価525.8万円となっており、区平均を大きく上回っています。前年比も+29.53%です。

ただし、ここは築浅・高額物件などの影響も受けるため、「台東エリアは必ず坪525万円」と考えるのは危険です。


6.浅草エリア


浅草は台東区を代表する観光・商業エリアです。

特徴は、

「住宅需要+投資需要+インバウンド需要」

が混在していること。

2026年の中古マンション坪単価は約281万円/坪というデータがあります。

一方、土地については非常に高く、浅草1丁目の公示地価地点では、

386万円/㎡(約1,276万円/坪)

で、前年比+27.39%となっています。

さらに浅草1丁目9-2では419万円/㎡、前年比+21.45%です。

つまり浅草は、

「マンション価格以上に土地・商業地としての価値が強い」

エリアと言えます。


7.蔵前エリア


個人的に台東区の中で今後も注目したいのが蔵前です。

蔵前は、

· 都営浅草線

· 都営大江戸線

· 浅草橋への近さ

· 浅草・上野へのアクセス

· 隅田川沿い

· カフェ・ショップの増加

などから、従来の「下町」から徐々にイメージが変わっています。

特に30~40代の住宅購入層から見ると、

「都心アクセスは欲しいが、都心3区ほど価格が高い場所は避けたい」

という需要と相性が良いエリアです。


8.浅草橋エリア

浅草橋は台東区の中でも都心勤務者向けの住宅地として強いエリアです。

JR総武線・都営浅草線を利用でき、

· 秋葉原

· 神田

· 東京

· 新橋

· 日本橋

· 新宿方面

などへのアクセスが良好です。

土地についても、浅草橋1丁目18-10の2026年公示地価は**409万円/㎡、前年比+19.59%**となっています。

特に、

浅草橋 → 秋葉原 → 御徒町 → 上野

という一帯は、都心勤務者の住宅需要を取り込みやすいゾーンです。


9.入谷・三ノ輪・根岸


比較的価格を抑えて台東区内で購入したい場合には、

· 入谷

· 三ノ輪

· 根岸

· 竜泉

· 日本堤

なども候補になります。

特に日比谷線沿線は、

上野・秋葉原・銀座・六本木方面へのアクセス

を確保しながら、上野・浅草中心部より価格を抑えられる物件を探しやすいのがメリットです。

入谷の2026年中古マンション坪単価は約283万円/坪となっています。


10.土地相場はかなり高い

台東区の土地は、マンション以上に「場所による差」が大きいです。

2026年の平均公示地価は、

用途

平均価格

住宅地

132万円/㎡

商業地

251万円/㎡

という水準です。

坪単価にすると、

· 住宅地:約437万円/坪

· 商業地:約831万円/坪

程度です。

ただし、台東区は商業地が非常に多いという特徴があります。

そのため、単純な「住宅地平均」だけでは実際の土地価格を把握しにくい区です。


11.戸建ての相場

中古戸建てについては、SUUMOの2026年6月データで、

平均売却価格:約9,580万円

となっています。

中央値は、

· 建物面積:約89㎡

· 土地面積:約53㎡

· 築年数:約28年

です。前年比109.5%となっています。

ただし台東区の場合、戸建てはマンション以上に、

土地の価値+再建築条件+接道+用途地域+容積率

によって価格が大きく変わります。

築古戸建ての場合、建物価格よりも「土地価格」がほぼ価格を決めるケースもあります。


12.なぜ台東区の不動産価格が上がっているのか?

大きく5つあります。

① 都心へのアクセス

上野・御徒町・浅草橋・蔵前などから、

東京駅・秋葉原・日本橋・銀座・新橋

などへのアクセスが非常に良い。

② 都心3区より価格が低い

千代田区・中央区・港区などと比較すると、まだ購入しやすい価格帯があります。

そのため、

「都心に近い場所で少しでも価格を抑えたい」

という需要が入りやすいです。

③ 外国人・投資家需要

浅草・上野などは外国人からの認知度が非常に高く、住宅だけでなく投資用不動産への需要もあります。

④ 観光需要

浅草・上野・蔵前周辺では観光・商業需要が強く、土地価格を押し上げる要因になっています。

⑤ 供給される住宅がコンパクト

台東区では比較的小さなマンションが多く、コンパクトマンションの需要が強いという特徴があります。過去の供給マンションでは50㎡未満の物件が80%超だったとの分析もあります。


13.今後の台東区はどうなる?

現時点では、私は**「急激に下がるより、価格上昇が続く可能性の方が高い」**と考えます。

特に注目したいのは、

上野~御徒町~新御徒町~蔵前~浅草橋

のラインです。

理由は、

· 都心アクセス

· 駅数の多さ

· 商業施設

· 観光需要

· オフィス需要

· マンション需要

· インバウンド需要

が複合しているためです。

実際、2026年の公示地価でも台東区は住宅地+14.2%、商業地+19.1%と非常に強い伸びを示しています。


14.購入するなら、どのエリアがおすすめ?

目的別に考えると分かりやすいです。

目的

おすすめエリア

資産性重視

上野・御徒町

利便性重視

上野・浅草橋

将来性重視

蔵前・新御徒町

下町の雰囲気

浅草・入谷

比較的価格を抑える

三ノ輪・竜泉・日本堤

ファミリー

入谷・根岸・蔵前

投資用

上野・浅草・浅草橋

コンパクトマンション

御徒町・上野・浅草橋

タワーマンション

上野・池之端・浅草周辺


15.台東区で「買い」の物件

現在の相場環境なら、単純に安い物件を買うより、

「相場より安く買える理由が明確な物件」

を狙うのがおすすめです。

例えば、

狙いたい

· 駅徒歩5~7分以内

· 50㎡以上

· 2LDK以上

· 10~20年程度

· 管理状態が良い

· 大規模修繕履歴が良好

· 新耐震

· 複数路線利用可能

· 管理費・修繕積立金が極端に高くない

· 周辺相場より㎡単価が低い

こういった物件です。

特に台東区の場合、

「駅徒歩10分」より「駅徒歩5分」

の差が価格に反映されやすいです。


16.逆に注意したい物件

台東区では以下に注意した方がいいです。

① 築古+管理状態が悪い

安くても、将来的な修繕負担が大きくなる可能性があります。

② 旧耐震

特に投資・売却を考えるなら、買い手が限定されやすくなります。

③ 極端に狭い

台東区にはコンパクトマンションが多い一方、20㎡台などの物件は購入層が限定されます。

④ 管理費・修繕積立金が高い

物件価格だけを見ると安くても、月額コストが高いケースがあります。

⑤ 1階・低層階

物件によっては、騒音・眺望・防犯などによって価格差が大きくなります。


17.台東区の相場を一言でまとめると

現在の台東区は、

「まだ都心に比べれば手が届くが、すでに“割安な下町”とは言えない」

という市場になっています。

特に2026年は地価上昇が非常に強く、

住宅地+14.2%、商業地+19.1%

という数字からも、台東区の不動産需要の強さが分かります。

中古マンションについても、実際の成約データで上昇傾向が確認されており、2026年1~3月のデータでは前年比+9.45%という集計があります。


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